「本当の思いやり(優しさ)とは」の本を読みました。思いやりで良い結果に繋がるかどうかは、その人が本当に利他(相手の成長や幸福を願う)の心で対応しているか、実は利己の心で自分のためにやっているかによるというものでした。
心理学者で京都大学名誉教授を務められた河合隼雄先生の「51対49の法則」があります。心の中の勝負は51対49のことが多い、というのです。
人間はどうしても自分に甘く、利己の心で動きやすい。しかし、心の中がせめぎ合って51対49で利他の心が優位になり、それに慣れてくると自ずと利他の心が増え、良い結果に繋がっていくのだそうです。
皆さんの心の中の利他と利己の割合は何対何になっていますか?(ふ)
