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【その35】「濁(にご)る」

キャリア面談でよくご相談頂くのが職場の人間関係です。この人間関係は私も苦手ですが、何とか乗り切っていく必要がある課題です。

カナダの精神科医エリック・バーン先生は、「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」と提唱されています。自分が変われば、人間関係にも少しは変化を起こせるかもしれません。

通りすがりのあるお寺の掲示板にこんな文言がありました。テーマは「濁る」です。「意思が濁ると意地となり、口が濁ると愚痴となり、徳が濁ると毒となる」と。何事も濁らない程度にとどめておくことが一つの方策なのかもしれません。

皆さんは良好な人間関係を保つためにどんな工夫をされていますか?(ふ)