
先日の新聞に、「こども食堂」の名付け親である近藤博子さんが、もう「こども食堂」の名前は使わないと宣言した、とありました。
食堂応援はしても貧困や雇用問題を見て見ぬふりしている社会には納得いかない。「大事なのはこども食堂という活動ではなく、子どもであり、子どもを育てる親こそ大事なはず。当事者が置かれている状況を改善しようという議論は不可欠で、それもせずに子ども食堂の数や利用者を増やすことが目的になっている」と。
手段が目的になり、根本の問題への対応がなおざりになっているというご指摘だと思います。
私たちの協会ではひとり親の方の就労支援をしています。根本に目を向け、愚直に支援を進めていきたいと改めて思った次第です。(ふ)